寝ている妹にキスをした☆


「起きたなら帰るか?
お家の人も心配するだろう?」


「え?はい……。じゃあ…」


玄関に向かおうとする拓哉を、陸が声で制した。

「送ってくよ。
夜道は危ない。」


……え!?

陸、あたしと一緒にいてくれないの!?



「…え?でもご迷惑ですよ…」

「いや。大丈夫だ。
君と話したいことがあるんだ」


「……はい。分かりました…」



そう言われて、引き下がった拓哉だけど、あたしと同じ気持ちだったはず。



……話しってなんのこと?







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