寝ている妹にキスをした☆
別れてたまるかよ。
何年片思いだと思ってんだ?
やっと手に入れた恋なのに、簡単に離せるわけがない。
「……そうですか
まぁいいですよ。
別れるのは目に見えてますから」
「……テメェ…!!!」
別れる前提の言い方に、俺は怒りを隠せない。
……別れねぇよ
一緒にいるって誓ったんだ。
俺は雛と別れない。
「じゃ、俺家ここなんで。」
拓哉は、家に入って行った。
俺はその後ろ姿をずっと睨んでいた……。