寝ている妹にキスをした☆


プルルル…プルル…


『はい』

「あ、拓哉~?」


皐月は、拓哉に電話をかけた。
雛の情報を得るために。

「わたし雛のお兄さんが欲しいのよ!
だから協力して!!」

『はぁ?なんで』


面倒臭そうな声の拓哉。

「だからぁ!!あんた雛が好きなんでしょ?
だから雛と陸さんの情報教えて欲しいのよ」

『情報?』

「そう。雛と陸さん…なんか変じゃない?
兄妹らしさがないのよね~。
あんた何か知ってるんでしょ?」


そのために拓哉に電話したんだから!!
知らなかったら無駄足だわ。

まぁそんなことはないでしょうけど。


拓哉は雛のことに関しては、人一倍詳しい。


『まぁ知ってるけど

あの二人の関係』







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