寝ている妹にキスをした☆
【雛】
陸の気持ちが分からない…。
あたしのこと、もう好きじゃないの……?
ならなんであんな悲しそうな顔をしたの…?
もぉ分かんない…。
「……な…雛!!!」
「はぃ!!?」
「上の空じゃねぇかよ」
あ…、
今、学校だった。
陸のこと考えてたよ…。
「ごめ~ん 眠くてさぁ」
とっさに出た嘘を着いた。
いくらなんでも陸のこと考えてたなんて言えないし…。
「じゃあ授業サボって屋上で寝よぉぜ
次の授業数字だし」
満面の笑みの拓哉はやっぱり可愛い。
「屋上とかどんだけ古典的ーー!!
ヤンキーみたいじゃん!!」
昔のヤンキーみたいに屋上でサボった。
拓哉と笑ってると楽しい。
何も考えずにすむから。