寝ている妹にキスをした☆


「お兄ちゃんを名前で呼ぶなんて無理……。」


……なんでだよ。

「…絶対無理?」


「……う、うん」


めげない俺は雛に詰め寄る。


「……だめ?」

なんて、甘い声を出して、顔を覗き込む。


「……ちょっ…顔近い……」



「…なぁ、陸って呼べよ」


雛の言葉なんて無視して、更に要求する。





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