寝ている妹にキスをした☆


雛が言いたかったことはすぐに分かった。

そして俺の犯した罪の重さも――…。

体中で感じる後悔の気持ち。

雛の視線が余計に俺を責め立てた。









「お兄ちゃんは……

ずっとあたしをそんな目で見てたんだね。



……さいてい…。」


雛の悲しそうな顔。
しかし軽蔑もしてる。そんな瞳。






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