先生、好きです。
屋上の鍵を差し込む。


アレ??…開いてる。


ドアノブに手をかけて、回す。


ガチャリと音をたてて、古びたドアは開いた。


ゆっくり屋上に出る。


シーンとしている屋上。誰かが居る気配などは、感じない。


俺は、お気に入りの場所で煙草を吸おうと、歩く。


建物の影になって、涼しい場所が俺のお気に入りの場所…


そこに着いた時、驚いた。


そこには、俺の生徒、佐伯麻衣が居たからー…


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