先生、好きです。
「何時間、寝たんだろう。」
そう呟く。
「よく、寝てたな。」
俺がそう、言うとビックリした顔でこっちを見て来た。
「先生…なんで、此処に居るの??」
「煙草を吸おうって来たら、佐伯が寝てたんだよ。」
「そっか…」
「てか、佐伯俺の授業サボってなにしてんだよ。」
「何って…。昼寝してた。空がキレイだったから…」
「空がキレイね…。だけど、サボりは悪いぞ。これからは、しないように。」