初恋彼女

給食で腹を満たしたころの


昼休み

 

今日は一層と日照りが強く

 

梅雨とは思えないくらい暑い。

 

俺はクラスの奴らといたら


 
巧が俺を呼んだ


巧は野球部のエースで4番。


1年のころから仲がよかった


「祐真、村内が呼んでる」


あ、そうだ、俺告られたっけ。


このように俺は見事に告白のことを忘れていた。

 

「ちょ、いってくらあ。」


俺はだるそうにみんなにいう


「OKしろよ」


巧はそう冷やかしを入れてくるが


「するわけねーだろ」


「いいなあ、祐真は次々女寄ってきて、俺にひとりくらい紹介しろよー」


 
・・確かに巧は丸坊主だし、女子的にはダメなのかな


俺は重い足取りで教室を出る

 

「えっと、何?」


村内の隣にはいつも村内と一緒にいる名前はよくわかんねえ奴がいた


 
「片倉くん・・手紙、読んでくれた?」
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