◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆



「何しようとしてんだよ?」


あたしに挑戦的な笑顔を向ける横山。


「いや…別に。」

あたしの反応に二カッと笑顔を見せる。


朝日が差し込むベッドで二人…甘い時間が流れていた。


何気なく時計に目を向けると。


なんと!
八時半!!


はい???
九時から研修、始まっちゃうよ~。

ガバッと起き上がったあたしを見て横山は目を丸くしている。



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