◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆



心の中で大きな文句を叫びながらあたしは真っ赤な顔を隠した。


「可愛いなぁ!朱莉って。」


ドクン…。


横山の言った言葉があたしの胸をキュンとさせた。


そして、一気に体温上昇!!


ダメだ…。
あたし、こいつに振り回されてるじゃん?


急に膝が軽くなり自然と横山に顔を向けた。


あたしの顔にゆっくりと近付く…。


< 167 / 232 >

この作品をシェア

pagetop