◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆
いってきます
綺麗な夜景を後にしたあたしと横山。
車は横山のマンションに向かっていた。
この見慣れた風景も、今から行く横山の部屋も、いつ見れるかわからない。
横山は嫌な空気にしたくないのか、ひたすら笑顔で話し掛けてくる。
それに中々、答えられないあたしは凹みまくり。
そして、横山の部屋の前まで来た時、
「来週まで、ここに一緒に住まない?」