◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆



ゾロゾロと酔っ払い集団が居酒屋から出る。


あたしが皆に挨拶を交わしている間に横山は車を停めてある駐車場へと向かって行った。

皆が去ったのを確認してからあたしも駐車場へと急いだ。


車の中を覗くと横山が運転席にいる。


助手席のドアを開けて、


「ごめん、お待たせ~。」


ベロベロ状態手前のあたしは勢いよくドアの閉めた。


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