◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆



ドアを開けると既に横山が経っていた。


「じゃあ…。行こうか?」


横山の優しい笑顔にドキリと胸が高鳴る。


「…う、うん。」

一階まで降りたあたし達は、研修フロアーに足を入れた。


横山と並んで席に着いた。


横山に出合ってからこいつに振り回されてばかりのあたし。


不意な行動でドキドキしちゃって…、調子狂っちゃうよ。



< 79 / 232 >

この作品をシェア

pagetop