◆◇イヤよ、イヤよ、も好きのうち◇◆



って、既にほろ酔いは通り過ぎていて、酔っ払う寸前。


「大丈夫?」


彼の言葉に、


「大丈夫!大丈夫!ちょっと御手洗い。」


千鳥足でフラフラと立ち上がるとバランスを崩してしまった。


きゃぁ…。


「危ないよ…。」

あたしの手を素早く握り、体を支えている。


ドキッ…。


「…す、すいません。」



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