PRINCESS☆STORY
2つ目も失敗したときは、
作戦No.3
" 城内に、ある噂が流れた。
「キャロル、アレンのことが好
きなんだって!」
そんな噂は人づてに回りにまわ
り、とうとうアレンの耳に届く。
「……ねえキャロル、俺のこと
好きって……、本当?」
悩みに悩んだアレンは、とうと
う本人に確かめに行った。
そしてそこで告白!!作戦!"
あれっ?と、キャロルが声を漏
らした。
「……これ、簡単に言うとただ
の告白じゃ……?」
一瞬、アリシアの眉がピクリと
動き、サッと後ろを向いた。
「気にしない気にしない!
さあ、当たって砕けてこー!!」
(ごまかした……)
おや、早速作戦No.1を実行す
るようですよ。
現場へ急ぎましょう!