ゲームセット



『なんだよいきなり・・。友達になるってどういう意味?』


「意味なんかないよ。ただ友達になって欲しいの!」






茜は、

普段から言うことがぶっ飛んでるけど、

今回はいつもに増してぶっ飛んでる…

友達になってって言われてもさ…





『茜なら知ってると思うんだけど…
俺、今は彼女は作る気ないんだけど。』


「うん!知ってるからゆうたに頼んだの!!」



1人で納得したように笑う茜に、

俺は戸惑うだけだった。

無駄に明るい茜のテンションも、

言ってることの意味も、

さっぱり分からなかった。





茜は、

嫌そうな俺を無視して、

楽しそうにメールを打ちはじめた。




< 4 / 43 >

この作品をシェア

pagetop