青い天使
「お母様」


「それより、サラ。彼のこと、あまり待たせちゃダメよ?」


「そうだ。さて、我々も会場に行くとするか」


「そうね。じゃあサラ。また後で」


2人は行ってしまった。


「さて。
私達も行くよ」


私は再びサラの手を引き、会場へと向かった。




「リオ…」


サラが小さく呟いて顔を真っ赤にした。


目線の先には…、


なるほど、サラに負けず劣らず、美しくリオ様が立っていた。



「女神様…」
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