青い天使
そう言って笑い出した。


なによ、




そんなに笑うことないじゃん。


私が膨れっ面をしていると、


「ゴメン、あまりにも可愛くて」


と言って謝った。


「だって……」


「それから結菜ちゃん、俺は匡」


「う゛っ…」


私男の子のこと、名前で呼んだこと無いのに。


「じゃあ明日の朝待ってるね」


「えっ、ちょっと…」


長谷川匡は私の話なんか聞いていなかった…。


ってか、





彼は一体何者なんだろう?

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