青い天使
私のことすぐに天界の住民だと言い当てたんだから、彼もきっと天界の住民なのだろう。

それに…、
あの目の色と髪の色…。






絶対高貴な人だ。


長谷川匡は、深い蒼の瞳で、綺麗な銀髪をしている。


そんな人にバレちゃったら?私確実に牢屋行きかも…。



翌朝、1人で学校に行こうと早く家を出た。

…っが、






もう玄関の前にいた。

「おはよう、結菜ちゃん。」

「おはようございます…、長谷川君」


なんでだろう。

なんか見透かされてるみたいで…、



ムカつく。
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