青い天使
そこには、天界の印、バラの花のアザがはっきりと見えた。


「何すんのよ。変態」


結菜が必死に抵抗している。


「お姉ちゃん、結菜のこと放してよ」


「レオ様に言って。放さないと思うけどねぇ」


結菜の方を見ると、両手を縛られ、ぐったりとしている。


「結菜に何する気?」
私の問に、レオは意地悪く笑った。


「何って、魔界に連れ帰って嫁にするだけだ」


「ふざけないで」


お姉ちゃんもなんでこんなことするのよ。

「ふざける?ここで犯してもいいんだけど」

レオは結菜の服をまくり上げた。




バンッ!
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