青い天使
何それ…。
それは、なんか…








「嫌だ…」

私はそう呟いて、慌てて口を塞いだ。


私、何いってんの?


慌てる私を見て、サエラはニヤッとした。


「リオ様、サラのことよろしくお願いしますね。
さっ、ラスク私達も早く行こう?」


そう言って、サエラとラスクは出ていってしまい、私はリオ様と取り残された。


「…」


「サラ、私はサラが神の娘だとは知らなかった」


「じゃあどうして?
私が婚約者だったから、必死に守るの?」

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