神様を信じる小さないきもの
まゆちゃんと私が掘り出したそこは、あまり草が生えておらず、土もあまり硬くない柔らかいものだったので、非力な幼児でも難なくほじくり出す事が出来た。途中、ミミズや変な虫が出て来たが、二人ともそれらを平気で触り、長いミミズを別の場所に埋め直したりしていて、なんのためらいもなく、邪魔を誰からもされる事なく、掘り出し物に盛り上がり、だんだんとこの発掘作業がヒートアップしてきたのだった。
そうするうちに、まゆちゃんが大きな発見をした。
それは赤いメノウのような小石で、そこらへんにあるような石とは全く違った色艶をしていた。
形は川石のように角がとれた滑らかな肌で、赤い中に白い筋が入っていてワンポイントの色合いを引き立たせて、幼い二人の目にも綺麗だなと思えるものだった。
その美しさに二人はまだあるかもしれないと、欲を出して更にその遺跡を発掘しだした。
すると、白や黒や少し青っぽい石が何個か出てきて、私たちは喜び、バケツに入れて来た水で洗うとそれらの石の色が更に輝きを増してきたので、お宝大発見のような盛り上がりをしたのだった。
途中、ものすごく堅い土に当たってしまって、発掘は中止となったが、二人は満足だった。
そうするうちに、まゆちゃんが大きな発見をした。
それは赤いメノウのような小石で、そこらへんにあるような石とは全く違った色艶をしていた。
形は川石のように角がとれた滑らかな肌で、赤い中に白い筋が入っていてワンポイントの色合いを引き立たせて、幼い二人の目にも綺麗だなと思えるものだった。
その美しさに二人はまだあるかもしれないと、欲を出して更にその遺跡を発掘しだした。
すると、白や黒や少し青っぽい石が何個か出てきて、私たちは喜び、バケツに入れて来た水で洗うとそれらの石の色が更に輝きを増してきたので、お宝大発見のような盛り上がりをしたのだった。
途中、ものすごく堅い土に当たってしまって、発掘は中止となったが、二人は満足だった。