蒼天ノ剣〜空守と蒼姫〜
「久しぶり黒巴。今じゃ立派に主人に仕えてるようで、安心したよ」
にこりと深行が微笑む。氷悠が黙ったままでいると、黒巴が頭に留まる。
『深行とは長い付き合いなんだよ。深行はしょっちゅう祠留守にして、出歩くからお前は知らないだろうけど、内緒で会ってたのさ』
「で、その間祠はどうしたんだ?」
最もな質問をした時、祠が光輝き少女が現れた。深行と同じ翡翠の髪で、お互い真っ白な着物を纏い色鮮やかな帯と飾りを、いくつも身に付けている。
「私がしっかり留守を預かってます。初めまして、氷悠様。深行の妹の、深葉那と申します」
「お前、妹いたのか?」
氷悠が深行を見れば、苦笑いをする。
「まあね。隠してたわけじゃないけど、この祠を管理する役目は兄であるおれなんだよね一応。
まあ、本来の形を無視して大方深葉那に任せてるけど」
そう言ってから、少し間を置き真面目な顔つきで言った。
にこりと深行が微笑む。氷悠が黙ったままでいると、黒巴が頭に留まる。
『深行とは長い付き合いなんだよ。深行はしょっちゅう祠留守にして、出歩くからお前は知らないだろうけど、内緒で会ってたのさ』
「で、その間祠はどうしたんだ?」
最もな質問をした時、祠が光輝き少女が現れた。深行と同じ翡翠の髪で、お互い真っ白な着物を纏い色鮮やかな帯と飾りを、いくつも身に付けている。
「私がしっかり留守を預かってます。初めまして、氷悠様。深行の妹の、深葉那と申します」
「お前、妹いたのか?」
氷悠が深行を見れば、苦笑いをする。
「まあね。隠してたわけじゃないけど、この祠を管理する役目は兄であるおれなんだよね一応。
まあ、本来の形を無視して大方深葉那に任せてるけど」
そう言ってから、少し間を置き真面目な顔つきで言った。