蒼天ノ剣〜空守と蒼姫〜
「お茶飲みませんか?美羅がくれた、珍しい紅茶とおいしいお菓子あるんです」

「すみません……任務終わったばかりなのですが、次の任務があるんです。また今度、お茶をご一緒させていただきますね」



玖音は本当に本だけを届けに来て、そのまま任務へと向かってしまい空だけが残された。



自由に城の中を歩く事もできず、部屋で過ごす事以外何一つ自由はない。




欲しい物があれば、玖音や美羅に頼めば何でも届けてくれる。






でも――






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