蒼天ノ剣〜空守と蒼姫〜
その時、目の前に突然男が現れた。


氷悠は目を丸くする。


「お前は……」


ひょろっとした長身の男は笑顔を浮かべる。また再会できたのを楽しむような――






「約束通り助けにきたよ、空守くん」






あの時の、男だった。






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