for me…




いつもと同じ朝



校門を潜ろうとした瞬間に聞こえたさくらの声で我に帰る








「おはよ、さくら、智也」







「はよ」





何気ない会話




わたしは『彼女』じゃないから




『特別』にはなれない







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