どっちつかずのキミ。
「…みうみう、着替え終わった?
早く行こう、もうあたしお腹ペコペコだよー」
「うん!だねー」
着替えを済ませてあたし達は教室に足を向かわせた。
もうお昼も半分を過ぎた所だった。(どんだけ時間掛かってんだよ…←作者)
「あ、待って!綾。
あたし飲み物買いたいー!」
「いーよ♪
買ってきな!」
綾に断りを得てからあたしは慌てて購買にある自販機に向かう。
しかし、その途中…
―わッ!
―きゃッ!
あたしは誰かとぶつかりそうになってしまい、咄嗟に目をつむった。
「何だ、実羽かよ…。
びびったー!前見て歩けよッ」
ポフッと頭を軽く叩かれる。
「浬…」(ドキッ!)
―さっきの今で、何でこいつに会っちゃうの?!
あたしは気まずさを覚えながらそろそろ、と浬を見上げると手に何か持って飲んでいる浬…。
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