K・o・M〜Key of Mind〜
第3話
洋一は、部屋に戻り、まず、色々なものを確認することにした。
部屋に戻ったときに、手錠は外してもらえた。
多分、他の奴らも外してもらえたろう。
「はぁ、なんなんだよな。
結局、何もわからないまま変なゲームに参加かよ。」
ぼそっと独り言をもらした。
しかし、普通の人間が記憶を無くし、いきなり死との隣り合わせのゲームに参加することになったら、普通ではいられないだろう。
その点、洋一は
鈍いか。
人と違うか。
どちらかであろう。
洋一は、冷静に部屋を探索しはじめた。
部屋の鍵はきちんとかかり、さっき手錠を外してもらった時に、渡された、鍵でしか開けられないらしい。
鍵には、部屋の番号が記されている。
(って事は、自分でしか開けられないな。
あっ、そうだ。
小さな袋の中身…。)
さっきの、ルールブックと渡された袋の事だ。
(…鍵か。)
どうやら奪われちゃいけない鍵らしい。
No・1
と、彫られたアンティークキーだ。
銅色をしている。
これを奪われれば死。
鍵を握り締めた洋一は、部屋の探索に戻った。
机の上を見てみると、アタッシュケースと紙が置かれていた。
紙を見ると…
―――――――――――――――
こちらの中身に武器、携帯電話、ウォッチ型ATMがはいっています。
取り扱いについては、同封の説明書を御覧ください。
衣類、食料、その他の生活必需品などはしまってありますのでご確認ください。
また、生活必需品については、足りなくなってしまったり、必要になった場合は下記にご連絡ください。
0x0ーxxxxーxxxx
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部屋に戻ったときに、手錠は外してもらえた。
多分、他の奴らも外してもらえたろう。
「はぁ、なんなんだよな。
結局、何もわからないまま変なゲームに参加かよ。」
ぼそっと独り言をもらした。
しかし、普通の人間が記憶を無くし、いきなり死との隣り合わせのゲームに参加することになったら、普通ではいられないだろう。
その点、洋一は
鈍いか。
人と違うか。
どちらかであろう。
洋一は、冷静に部屋を探索しはじめた。
部屋の鍵はきちんとかかり、さっき手錠を外してもらった時に、渡された、鍵でしか開けられないらしい。
鍵には、部屋の番号が記されている。
(って事は、自分でしか開けられないな。
あっ、そうだ。
小さな袋の中身…。)
さっきの、ルールブックと渡された袋の事だ。
(…鍵か。)
どうやら奪われちゃいけない鍵らしい。
No・1
と、彫られたアンティークキーだ。
銅色をしている。
これを奪われれば死。
鍵を握り締めた洋一は、部屋の探索に戻った。
机の上を見てみると、アタッシュケースと紙が置かれていた。
紙を見ると…
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こちらの中身に武器、携帯電話、ウォッチ型ATMがはいっています。
取り扱いについては、同封の説明書を御覧ください。
衣類、食料、その他の生活必需品などはしまってありますのでご確認ください。
また、生活必需品については、足りなくなってしまったり、必要になった場合は下記にご連絡ください。
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