FLOWER






「知ってるよ」



とリオが照れ顔で笑う。






「リオも言ってよ?」




「え、私?」



悠平が甘えた顔でリオをみつめる。






…こんな街中で言えるわけないのに。





恥ずかしすぎるよ…





「駄目?」





ズルイ…




そんな甘えた目で見られても―…












「………好き…だよ?」







自分が言った後、急に恥ずかしくなって顔をそむけた。






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