君想


その日から
アタシと長谷川との話が続いた。


ある日の朝

アタシがろうかを歩いていたら
向こうから長谷川が来た。

すれ違おうとすると
アタシを指差して

「あっ!まっさんの彼女!」

とニヤニヤしながら言っていた。

アタシは呆然とした。


……。


アタシは、何も言い返せなかった……



なんか悲しかった。




アタシなんか悪いことした?





















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