セクハラ彼氏は会社の上司
ちょっ、なにこの状況!
頭が追い付かないっ……
あれこれ考えていると、唇を押し当てられた。
「んっ……」
一段と激しいキス。
「ちょっ……秋……さんっ」
なんでこんなに激しいのよっ!!
もしかして、怒ってる……?
「なんで、避けたの?」
やっと離れた唇。
洗い息遣いで秋さんは聞いた。
「だって……なんか、ドキドキして……。秋さんとリアルな二人きりなんて、初めてだし、私服の秋さんも初めてで……あたし、どうしたらいいか、わかんなくて……」
とにかく思ってることを途切れ途切れで伝えた……つもり……。