あなたが大好き☆
泣いてますけども―!!


何で分かんないかな?私の性格分かってたら強がってることぐらい分かるでしょ―?


「和哉分かってないっ!!」


私は和哉をおいてスタスタと歩き出した。


「ちょっと!」


和哉は後ろから私の腕をつかんだ。


「何!?」


よくあるケンカの風景。


「何で怒ってんの?」


「何でもないっ!!」


「嘘。」


「嘘じゃない!」


「嘘。」


「嘘じゃない!!」


……………………
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