あたしモデル、幸せって何ですか！？

コソコソやってきたつもりが、ペンション到着すると絹子ママらしき人が外でスタンバイしてた。カンナは一応、一礼した。

「すいません。急に。。」

カンナが何て挨拶していいかわからずオドオドしてると絹子ママは明るく声を上げた。

「カンナちゃんね！すぐわかったわ。ようこそ、うちのペンションへ！ゆっくりしてってね。お風呂入る？それともご飯食べる？」

「そういうので来たんじゃないので、私のことは気にしないで下さい。私は部屋を借りるだけなんで。」

そう言って鍵を借りてすぐにそそくさと部屋へ向かって外の世界と自分の世界をシャットアウトした。