あたしモデル、幸せって何ですか!?
その日からカンナは考え始めた。

このままずっとこうしてていいんだろうか?

アンナもヒロム君と生活したいだろうになぁ。。

いやっ、でも世間は私なんかを求めてない。

必要とされてるのはアンナよ。

きっと私が戻ることなんてできない。。


それからカンナは少しずつママの仕事を手伝うようになった。できるだけ裏方として、ペンションのお客への料理を作ったり掃除したり以前より前向きに人と接するようになった。
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