あたしモデル、幸せって何ですか!?
「あいつ、何しに来たんだ!?」

「まぁまぁ、いいから。いいから。どーしたの、アンナもう今日上がりでしょ?」

「実は話があってさ。」

アンナの表情からカンナは何がいいたいのか想像できた。

「山梨に戻ろうと思って。今、ヒロムと過ごす時間を大切にしたいんだよね。ママにすごく感謝してて、ペンションの仕事も手伝いたいし。ずっと考えてて舞台終わったら話そうと思ってたんだ。」

「そう言うと思ってた。アンナはいつも自分の気持ちに正直に行動起こすから。寂しいし、もったいないじゃん!!って気がしてならないけど、アンナの気持ちもわかる。また私が落ちたらよろしく頼むよ!なーんてね。」

「もーその心配はいらなそうだし。」
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