веst ー恋の詩ー


『紗ー夢ッ?帰ろ?』



「愛美,今日は部活ぢゃないの?」



『いいの!今日は,紗夢と帰る!』



愛美,うちの事を気づかってくれてるんだね。



「ありがと,愛美。」



『清水,今日,仕事なんでしょ?』



「なんで知ってるの?」



『さっき,聞こえてしまいまして(笑)
とにかく,元気の無い紗夢は,紗夢じゃないよ?』



「そっか。確かに。」



『さぁ,帰ろ?』



「うん。」



『てか,いつの間に,名前で呼び合うようになったのよー!』



「もち,秘密!(笑)」
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