веst ー恋の詩ー


救急隊員と入れ替わるように,拓斗たちが来た。



『紗夢!!!』



「拓斗!」



拓斗に思いっきり抱きつく。



涙が枯れるまで,ずっと泣いた。



『紗夢,よく頑張ったね。』



愛美は,目を潤めながら優しく頭を撫でてくれた。
< 236 / 272 >

この作品をシェア

pagetop