веst ー恋の詩ー


うちらは,ゆっくりと椅子に座った。



座ると共に,さっきの事が……蘇ってきた。



「仁奈……仁奈は!?大丈夫なの!?」



『近藤……病院にいるんだよな。』



『斎藤病院だって言ってた。行こう!』



「うん。行こう!」



うちらは,仁奈のいる病院に急いで向かった。







うちらの目の前には,目を閉じたままの仁奈がいる。
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