веst ー恋の詩ー


教室に着くと,ひとつの席に人が群がっていた。


『紗夢ッ!!清水じゃない?』



「みたいね…」



『あっ!健人ッ!おはよッ今日早いね!』



愛美は谷川に気づくと話始めた。



『おう!今日は,拓斗と一緒だったから。拓斗準備早いんだよー』



『健人と清水の家,隣だしね(笑)てか,健人が遅いんじゃないのォ?うちとの待ち合わせもいつも遅いんぢゃんッ!』



隣ッ!?(無意識に紗夢,盗み聞き中)



『愛美も準備が早いの!』



愛美の方が待ち合わせに早く来るなんて…
これこそ,どんだけぇーだょ!
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