веst ー恋の詩ー
『紗夢,最近…清水と話せてないよね。』
愛美………
気づいてくれてた。
「うん。」
『恋バナロードなんだから!とことん,言いたかった事あるでしょ?聞くよ。』
「うん。愛美ありがと」
『おうッ!ほら,話してみな?』
「里沙ちゃんが毎日毎日,休み時間になると清水のところに来るでしょ。それが…すっごく耐えられないの。里沙ちゃんに独り占めされてる気がするの。うちは,清水にとって特別じゃない。もしかしたら,里沙ちゃんは,特別かもしれない。でもね,イヤなの!もっと清水と話したい。もっと清水を知りたい。
………………変かな?」
今まで思って思って,自分の中に貯めてた思いを話した。