コイゴコロ。
隣に座っていた、よっしーが、

「あの人かっこよくない?」

と言い出した。

誰のことか聞くと、そのガードの人だった。

「鈴山君だよ、鈴山君!!綾子知らないの?」


よっしーが興奮し出した。
こうなるとよっしーは口が止まらなくなる。


大好きなドーナツもいま差し出したら目に止まらず、そのまま放置だろう。




「うち、前から鈴山君のこといいなぁって思ってたんだから」

と目を見開きながら言う。
元からよっしーの目は大きかったので、さらに大きくなり、たじろいだ。



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