【短編】殺し屋シャイン、最後の任務
最後の任務
俺は殺し屋シャイン。

とある殺し屋の一団で育った。

親の顔なんて知らない、一匹狼。

組織にとっては駒の一つに過ぎない。

まだ15歳だけれど、

腕前じゃ組織で一、二を争う。

老若男女、一般人から要人まで、

何件も仕事をこなしてきた。

今日もまた、仕事が入った。

とあるボロアパートに住む女、

名前はドロップ。

依頼人は近所の住民。

こりゃ、近所トラブルだな。

きっと危機管理なんてさっぱりの

一般人だからすぐ終る。

帰ってきたら祝杯だ。

チビスケたちに見送られて、

俺はアパートへ向かった。
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