【短編】殺し屋シャイン、最後の任務
ゴチン

「ってーーーーーーーーーーー!!!」

俺はしゃがんで頭を押さえた。

落ちてきたのは大きな鍋だ。

「ったく、なんだよ、テメー。

銃なんか構えやがって。」

そう言うと女は銃を取り上げた。

「ちっ」

俺はナイフを構えた。

すると女は玄関先で何かを手に取った。

「ほれっ」

とっさにナイフを突き出す俺。

そのさきには林檎が突き刺さった。

「ざけんな!!」

「お見事なもんだ、殺し屋さん」

「くそっ」

今度は手榴弾を見せつけた。

「えいっ」

投げるといとも簡単にキャッチする。

しかも爆発しない。

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