15才の夏。
『夏海!!!』






『ぇっ?』









『ゃっぱ夏海ぢゃん!何してんの?一人でブランコ乗っちゃって(笑)』



『拓哉!
またバカにしに来たの?』


『ちげ―ょ!!
何か…一人で寂しそぉだなぁ―って思って………』


『余計なぉ世話ょ!』


『………………。』


『………………。』




『てか、ぉ前、彼氏とかぃんの?』


『はっ?
何?急に………。』


『ぃゃ…
俺さ………………。
ずっと前から、ぉ前の事………………………………』


『ちょっと!いい加減にしてょ!
そんなにぁたしの事からかって楽しぃゎけ?バカにしなぃで!』


『俺、真面目に言ってんだけど!!
…………………………。
ちゃんと聞けょ!』



『…………………。』





『俺、ぉ前の事……………………………………………………………………………夏海の事が好きだ。』





『ぅそ………』



『今までからかったりしてごめん。
でも、ずっと好きだったんだ。信じてもらぇなぃかもしんなぃケド………。』



『ぁりぇなぃし!』



『俺と付き合ってくんなぃかな?』



はっ?なんで?どぅぃぅ事?夢?てか意味分かんなぃし………。だって…………拓哉だょ?今までそんな風に見たことなぃし…………てか……………。あたし…今まで付き合った事さぇなぃし………………。付き合うって……………………。どぅすればぃぃの?てか、付き合ったら、ゃっぱキスとかしちゃうんだょね………。てかぁたしキスだってした事なぃぢゃん!!! それに………





[男子の半数以上は、処女を嫌がります。…………]


雑誌にも書いてあったし………………。無理だ。絶対無理!



『拓哉ごめん。
ぁたし………無理。』




『なんで?好きな奴ぃんの?』



『ぃなぃケド………』



『ぢゃぁ、なんで?』




『それゎ言えなぃ………』




『何だょ!それ…』




『ごめん。』
< 13 / 37 >

この作品をシェア

pagetop