ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
残された3人は…ため息の模様。
「分かってんのかな、あの2人。
さっきあたしが言ったこと全く理解してない気がするんだけど」
「うん…。僕もちょっと不安…。
だけど…
しっかりした蓮くんが、鈍い莉緒ちゃんをリードしてくれるんじゃない?
僕は、あの2人の今後が楽しみだなー」
「そうだな。
ま、何もなけりゃ上手く行きそうな組み合わせだけど」
「だけど何なのよ、瑛貴」
「だけど
何も無いわけねぇだろ?
交際禁止の一条で浮ついたあいつらは
絶対に引っかかる。
保証書書けるくらいだよ?」
そんな瑛貴の言葉を聞いて、昴と遙はやっぱりため息。
はぁ…
どうなることやら。
そんな心の声が聞こえてくる、昼下がり。