ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~


そんな一言にどきどきして私は土曜の夜

ちゃんと眠れなかった。




我ながら、たったの一言で安眠を侵されるとは…。

恐るべし、恋心…。




そして今日…月曜。

一条祭もあと1ヶ月と迫ってくると

生徒会も定例の集まりだけでは追いつかなくなってくる。




だから今日は臨時。

企画案をさっさと通らして下に下ろしていかないと

各クラスの準備が回らなくなってしまう…と放任主義の蓮が言っていた。




「んー。集まったなー。

っじゃ、始めますか。

今日はさっさと決めるぞーっ!!」



と、意気込んでいる蓮。

何でそんなに急いでるの?

大した用も無いくせに。




「はーい、質問~っ。

今日の議題は何ですか~??」



「同感同感!!

大体今日執行委員会あるとかさっき知ったし」




一斉に昴と遙からの質問。



…は??

蓮…みんなにちゃんと言ってなかったの???
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