ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
蓮はもう一度私を強く抱きしめてくれた。
あったかい。
触れ合う体がもっと…って求めてるよ。
ずっとこのままでいたい。
「あのさ。
守るっては言ったんだけど
やっぱ一条は厳しかったりするし
…そんなずっとは会えないと思うんだ」
「…うん」
「でもな!俺ら大丈夫だし!
メールも電話も出来るし…
学校で一緒にいれないってだけだし!
…俺、莉緒ン家行くし!
それに…誰にも見られないくらい遠いトコ行こう?
遠いトコに遊びに行こう…?」
「蓮…早口すぎだよ…?
そんなに早口で言わなくても私は逃げないよ」
焦ってる蓮は何か可愛くて、愛しかった。
いつもと違う。
やっぱ好きな人の前でフツウなんて出来ないんだなぁ…。
思わず笑ってしまった私。
そんな私の髪を蓮はくしゃくしゃにしてくる。
髪の毛ぐしゃぐしゃじゃん。