ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
「そうだねぇ~。

お開きにしようかぁー!

じゃあ次会えるのは特ゼミだね~。

皆元気でねー!!

じゃあ、解散っ!」



先陣きって帰って行った昴。

それに続いて瑛貴、遙もすぐに帰っていった。

3人がちゃんと帰ったことを確認して蓮は生徒会室の扉を閉めた。




「やっと2人になれた」





「うん…。

蓮、気遣ってくれたんだよね…?

ありがと…」





蓮の目を見ることが出来ない。

どうも下を向いて喋ってしまう。




「何のことだよ?

俺は莉緒と2人になるっていう用事があったの。

ここでしか会えねんだからさ」




「うん…」



あぁ…。何喋れば良いのかも、どう喋ったら良いのかも分かんない…。



「莉緒?

何かやけに今日は静かじゃん?

どうかした?」



うわぁ…。蓮も気付いてるし…。

私、もしかして気まずいオーラ出してる?


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