ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
進行方向を生徒会室の扉に向けたその瞬間…
腕を掴まれた
それで…
私はよろけて…
蓮の体にすっぽりと入ってしまって…
ちゅっ
上からキスされた。
ほっぺただけど。
「も…もう…。
蓮のばか…」
「襲うわけねぇだろ?
お前いちいち本気にするんだもん。
俺そこまで非常識じゃありませんー」
「わ…分かってるし…っ。
…もう…やっぱ帰る!
帰る帰るっ!!!」
「はいはいどうぞー。
一緒に帰りてぇけどなぁー」
私は勢いよく生徒会室を飛び出していった。